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「ナイトライフ」で実証実験 泉佐野市、企画提案公募 夜間の消費促す

 関西国際空港からの好調なインバウンド(訪日外国人)を背景として、泉佐野市が訪日外国人にナイトライフを楽しんでもらうと同時に、夜間の経済活動を活発化する「ナイトタイムエコノミー」の推進に動き出した。民間企業などから企画提案を募り、来年3月をメドに「ナイトマーケット」を開催するなどの実証実験および分析事業を行う。

 ナイトタイムエコノミーとは、訪日外国人が昼間だけではなく、夜間も楽しめるエンターテインメントを創り出し、夜間の消費活動を喚起しようという取り組み。
 外国では、ナイトマーケットが多く開かれているほか、夜遅くまで美術館、博物館が開館し、また、夜遅い時間帯にミュージカルやショーなどが公演されている例がある。しかし、日本はこうした面では遅れており、「日本では夕食以降の時間を過ごす場が少なく、不満」という訪日外国人のアンケート調査結果もある。
 泉佐野市は、関西国際空港の対岸に位置する立地から外国人宿泊者数が全国トップ10に入っており、さらに今後もホテルを始めとして国際会議などが開催できるMICE施設や、国際規格のアイススケートリンクなど、外国人が訪れる施設の建設が目白押しとなっている。こうした中、市では地方創生推進交付金を活用し、今回の事業を実施する。
 企画提案募集は、公募により今月5日から受け付けを開始しており、11月に事業者を選定する。実証実験は来年3月に予定。委託上限額は1499万5000円(税込み)としている。
 公募の業務内容条件としてはナイトタイムエコノミーの必要性を啓発する講演会などの開催や、ナイトマーケットなどの実証実験、分析・調査などの報告書作成―などを盛り込んでいる。ナイトマーケットについては1カ所開催とする計画だが、提案はりんくうタウンと泉佐野駅周辺の2カ所について求めている。
 今回の事業について市では、「インバウンドの宿泊が多い特性を生かし、宿泊客に少しでも長く当市に滞留してもらえるナイトライフのコンテンツをつくっていきたい。観光振興を図るだけでなく、観光を産業化することで雇用創出などにも繋げていきたい」(まちの活性課)と話す。

  2018/10/27   Web担当
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