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「認知症にやさしい図書館」阪南市、9月から取組み

 阪南市は、9月から「認知症にやさしい図書館」プロジェクトをスタートさせる。市立図書館に認知症啓発の特設コーナーを設けるほか、認知症サポーター養成講座の開催や、家族同士の情報交換および医療・介護専門職への相談ができる「認知症カフェ」を開設する。

「カフェ」など3事業実施

 「認知症にやさしい図書館」とは、高齢化にともない認知症の人が増えている中で、あらゆる人が認知症を知り、理解するための啓発に力を入れると同時に、認知症の人にとって図書館を利用しやすい環境に整えることをめざすもの。

 「超高齢社会と図書館研究会」が2017年10月、「認知症にやさしい図書館」ガイドライン(第1版)を発表したことを契機に、この取り組みが全国的に広がりつつあり、阪南市でも民間団体などにも呼びかけ、取り組みを推進するためのプロジェクトチームを結成した。

 とくに、同市の場合は地域包括支援センター、社会福祉協議会、介護者団体など行政関連の部署および民間団体を含め12団体(8月3日現在)と多数の組織がプロジェクトチームに参加し、協力し合う体制を構築していることが特色。当面は「知る」「学ぶ」「つながる」の3つの言葉をキーワードに、認知症啓発の特設コーナー設置(「知る」)、認知症サポーター養成講座の開催(「学ぶ」)、認知症カフェの開設(「つながる」)の3事業を実施する。

 認知症啓発の特設コーナーでは、認知症関連の書籍のみならず、関係機関が発行するパンフレットやチラシ類を多く集め、認知症に関する様々な情報を提供する。
 認知症サポーター養成講座は、今年度はアルツハイマー月間である9月に3回にわたり開催する。市外在住者も受講でき、受講料は無料(申込み必要)。来年度も開催を予定している。

 また、認知症カフェは、認知症の人もメンバーにいる「男性介護者の会」が運営主体となり、サラダホール1階に開設。当面、9月は6日(木)を皮切りに毎週木曜日(午後1時半~3時)に開店する。10月以降の開設については、利用状況を見ながら継続するかどうかを決める。名称は「マスターズCafe」で、ワンドリンク100円で提供する。

 市では、今回の取り組みについて「誰もが気軽に足を運べる図書館という場を利用し、認知症の啓発などに取り組んでいきたい」と話す。
 なお、認知症サポーター養成講座の開催日は次の通り。

 ▽9月3日(午前10時半~11時半)▽9月10日(午後1時半~2時半)▽9月17日(午前10時半~11時半)。場所はいずれもサラダホール。申込み・問い合わせ=阪南市立図書館TEL:072・471・9000

  2018/08/25   Web担当
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