NEWS SENNAN メインイメージ

地域ニュース

「建設促進へ機運高まる―関空と紀北直結へ―」(仮称)京奈和関空連絡道路

 阪和自動車道上之郷インターチェンジ(IC)と京奈和自動車道紀の川ICを結ぶ新たな自動車専用道路(仮称・京奈和関空連絡道路)の建設を求める機運が高まっている。この道路構想は、関西空港自動車道により関西国際空港とも繋がっている上之郷ICと紀の川IC間に自動車専用道路を設け、関空と京奈和道を一直線で結ぼうというもの。実現すると、経済効果はもちろん、災害時の救援活動などにも寄与することが期待される。今月4日には、建設推進をめざす集会が泉佐野市で開かれ、関係自治体の首長、議員、地元住民らが多数出席し、早期実現へ向けて気勢を上げた。
(仮称)京奈和関空地図... 
 この道路構想は、和歌山県の中村愼司紀の川市長が必要性を訴えたことがきっかけとなり、泉佐野市、紀の川市の両市が平成21年に「京奈和関空連絡道路促進協議会」を設立したのが始まり。その後、取り組みが広域化し、泉佐野市、紀の川市に加え、和歌山市、海南市、貝塚市、泉南市など近隣7市8町が加盟する「京奈和関空連絡道路建設促進期成同盟会」が27年7月に結成された。
 現在、関空への重要なアクセス道路である阪和道と京奈和道は、和歌山市に位置する和歌山ジャンクション(JCT)で接続している。このため、関空から京奈和道を利用して奈良、さらに京都方面へ向かうには、逆方向にある和歌山JCTを経由し、迂回しなければならない。上之郷ICと紀の川ICを結ぶ道路が出来ると、関空から一直線で京奈和道に入ることができ、大幅な時間短縮につながる。
 また、この道路が実現すると、関空、泉南地域、紀北地域が直結することになり、経済効果や災害時対応に加え、和歌山・高野山、奈良、京都方面へのインバウンド観光面においても大きな効果が期待できる。
 

(仮称)京奈和関空連絡... 

 4日に泉佐野市のエブノ泉の森ホールで行われた集会は、昨年11月の紀の川市での開催に続き、「京奈和関空連絡道路の集い in 泉佐野」の名称で開かれた。泉佐野市が主催、和歌山県および京奈和関空連絡道路建設促進期成同盟会の後援によるもので、地域住民や地元企業などに理解を深めてもらうことを目的としている。
 当日は、期成同盟会副会長の千代松大耕泉佐野市長、仁坂吉伸和歌山県知事、期成同盟会会長の中村愼司紀の川市長を始め、国会議員、府会議員、市会議員など建設実現を求める関係者多数が出席した。
 席上、あいさつに立った千代松市長は「道路の重要性を認識してもらい、早期実現への機運を高めていきたい」と決意を述べ、引き続きあいさつした仁坂知事、谷川とむ衆議院議員も実現へ向け力強く取り組んでいくことを表明した。
 この後、機谷俊夫関西エアポート専務執行役員が「関空の現状と今後の展望・戦略」、宮本勝浩関西大学・大阪府立大学名誉教授が「京奈和関空連絡道路の経済的効果」について講演。両氏とも京奈和関空連絡道路の必要性に言及した。
 ちなみに、京奈和関空連絡道路は、延長約9㌔㍍、上之郷IC―紀の川IC間を約7分、関空―紀の川IC間は約15分で結ぶことを想定している。
 
下画像=11月4日にエブノ泉の森ホールで開かれた「京奈和関空連絡道路の集いin泉佐野」(挨拶しているのは千代松泉佐野市長)
 
 

 

  2017/11/25   Web担当
タグ: